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成人式の振袖にぴったりの帯締めとは?種類・選び方・コーディネートのポイントまで解説

2025-06-16 14:56


振袖帯紐

成人式は、一生に一度の大切な節目。美しい振袖を選ぶのはもちろんのこと、帯や帯締めといった小物選びも、振袖全体の印象を左右する大切なポイントです。中でも帯締めは、着物の着崩れを防ぐという実用性に加え、コーディネートのアクセントにもなる重要なアイテム。

本記事では、帯締めの役割や種類、成人式にふさわしい選び方、そして振袖との相性を引き出すコーディネートのポイントを詳しく解説します。これから成人式の準備を始める方は、ぜひ参考にしてください。

帯締めとは?振袖コーデに欠かせない役割


帯締めは、着物の帯をしっかりと固定し、着崩れを防ぐための紐状の小物です。女性の礼装である振袖や訪問着、留袖などに欠かせない存在で、帯の中央に結んで使用します。

振袖用の帯締めは、通常150cm前後の長さですが、最近では170〜190cmと長めの「長尺タイプ」も人気。特に変わり結びを楽しみたい方におすすめです。なお、浴衣に合わせる半幅帯やへこ帯には帯締めは使用しません。

帯締めは実用性だけでなく、見た目にも大きな役割を果たします。素材や形状、色、柄などバリエーションが豊富で、選び方次第で振袖の印象がガラッと変わるのが魅力。近年では、帯締め・帯揚げ・重ね衿の色をあえて揃えず、それぞれ個性的な色を選ぶ「色遊び」も人気です。

帯締めの種類と特徴


振袖に使用される帯締めは、大きく分けて「組紐タイプ」と「丸ぐけタイプ」の2種類。さらに組紐タイプには「平組」と「丸組」があります。

1. 組紐タイプ

組紐は、日本の伝統的な技法で糸を組み上げて作られた帯締めです。糸の組み方によって模様が浮かび上がり、上品な印象を与えます。成人式というお祝いの席にもふさわしい縁起物として、多くの方に選ばれています。

平組(ひらぐみ)

平らな形状に組まれた帯締めで、最も格式が高いとされるスタイル。幅が広くなるほどフォーマル感が増し、振袖用では13mm以上のものが一般的です。糸がしっかりと組まれていて硬めの質感があり、帯を安定して固定できるのが特徴。モダンな着こなしにもぴったりで、シンプルな帯締めに帯飾りを加えることで自分らしい個性を演出できます。

丸組(まるぐみ)

丸い形状の組紐で、裏表の区別がないデザインが特徴。柔らかく伸縮性があり、結びやすいため変わり結びがしやすいのが魅力です。ビーズやパールなどの装飾がついたものもあり、華やかさを演出したい成人式に最適。花やリボンのようなアレンジも可能なので、希望のスタイルがある場合は事前に着付け師に相談してみるとよいでしょう。

2. 丸ぐけタイプ

丸ぐけは、綿などの芯を布で包んで筒状に縫い合わせた帯締めです。組紐が主流になる以前から使われていた歴史ある形式で、レトロな雰囲気が魅力。アンティーク調の振袖や個性的なコーディネートを目指す方におすすめです。既製品もありますが、好みの布で手作りすることもでき、オリジナリティを重視する方にも人気があります。


TPOに合わせた帯締めの選び方


帯締めは、使用するシーンに応じてふさわしい種類や色を選ぶ必要があります。成人式に限らず、結婚式や入学式など、着物を着る機会に合わせた選び方を理解しておくことが大切です。

振袖の場合

成人式の振袖には、平組・丸組・丸ぐけいずれの帯締めも使用可能です。

華やかにしたい方は、ビーズや飾りのついた丸組でアレンジ、格式を重視したい方には、しっかりとした平組がおすすめです

レトロや個性を出したい方は、丸ぐけでオリジナリティを演出することも可能です。

振袖姿は、帯周りに視線が集中しやすいため、帯締めの色や装飾がコーディネート全体に大きく影響します。モダン、ポップ、古典など、なりたいイメージに合わせて選びましょう。



留袖の場合

留袖では、白無地や金糸・銀糸が使われたシンプルな平組や丸組が主流です。特に黒留袖の場合は、最も格式の高い平組を選ぶのが基本マナーです。色留袖では、白以外の淡色の帯締めも使用可能ですが、派手すぎない上品なものを選びましょう。


訪問着の場合

訪問着に合わせる帯締めも、平組・丸組のいずれかが一般的です。

結婚式やパーティーなど華やかな場面では金糸や銀糸入りの平組、入学式や卒業式など控えめな立場の場面では、金糸・銀糸を使っていないシンプルな帯締めを使用すると良いでしょう!

同窓会や観劇などのカジュアルな場面では、個性的なデザインや色味の帯締めも楽しめます。


まとめ


帯締めは、成人式の振袖スタイルを完成させるうえで欠かせないアイテムです。平組・丸組・丸ぐけといった種類や、色・デザインの選び方次第で、同じ振袖でも印象が大きく変わります。自分のなりたいスタイルや、式典の雰囲気に合わせた帯締めを選んで、自信を持って成人式を迎えましょう。

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