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帯締めとは?振袖コーデに欠かせない役割
帯締めの種類と特徴
平らな形状に組まれた帯締めで、最も格式が高いとされるスタイル。幅が広くなるほどフォーマル感が増し、振袖用では13mm以上のものが一般的です。糸がしっかりと組まれていて硬めの質感があり、帯を安定して固定できるのが特徴。モダンな着こなしにもぴったりで、シンプルな帯締めに帯飾りを加えることで自分らしい個性を演出できます。
丸い形状の組紐で、裏表の区別がないデザインが特徴。柔らかく伸縮性があり、結びやすいため変わり結びがしやすいのが魅力です。ビーズやパールなどの装飾がついたものもあり、華やかさを演出したい成人式に最適。花やリボンのようなアレンジも可能なので、希望のスタイルがある場合は事前に着付け師に相談してみるとよいでしょう。
丸ぐけは、綿などの芯を布で包んで筒状に縫い合わせた帯締めです。組紐が主流になる以前から使われていた歴史ある形式で、レトロな雰囲気が魅力。アンティーク調の振袖や個性的なコーディネートを目指す方におすすめです。既製品もありますが、好みの布で手作りすることもでき、オリジナリティを重視する方にも人気があります。
TPOに合わせた帯締めの選び方
成人式の振袖には、平組・丸組・丸ぐけいずれの帯締めも使用可能です。
華やかにしたい方は、ビーズや飾りのついた丸組でアレンジ、格式を重視したい方には、しっかりとした平組がおすすめです
レトロや個性を出したい方は、丸ぐけでオリジナリティを演出することも可能です。
振袖姿は、帯周りに視線が集中しやすいため、帯締めの色や装飾がコーディネート全体に大きく影響します。モダン、ポップ、古典など、なりたいイメージに合わせて選びましょう。
留袖では、白無地や金糸・銀糸が使われたシンプルな平組や丸組が主流です。特に黒留袖の場合は、最も格式の高い平組を選ぶのが基本マナーです。色留袖では、白以外の淡色の帯締めも使用可能ですが、派手すぎない上品なものを選びましょう。
訪問着に合わせる帯締めも、平組・丸組のいずれかが一般的です。
結婚式やパーティーなど華やかな場面では金糸や銀糸入りの平組、入学式や卒業式など控えめな立場の場面では、金糸・銀糸を使っていないシンプルな帯締めを使用すると良いでしょう!
同窓会や観劇などのカジュアルな場面では、個性的なデザインや色味の帯締めも楽しめます。
まとめ
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