撮影のポイントや注意点を知っておくことで、よりウェディングの写真が映えるようになります。今回は、和装でも洋装のウェディングでも使える、ウェディングの写真撮影のポイントを紹介していきます。
ウェディングの写真を成功させるコツ
ウェディングの写真撮影に臨む前、どのような事をおさえていくとより良い写真を撮影できるようになるのか、紹介していきます。
衣装を試着できるか、グレード設定ができるか
撮影当日はかなり慌ただしく動くことになります。そのため、試着できる衣装の数も限られることになります。
皆さんに撮ってどのような衣装が似合うのか、着てみるまで分からないということも多いでしょう。
事前にスタジオ見学やロケーション地点の見学と合わせて、衣装の試着もできるかどうか確認するようにしましょう。
衣装には洋装・和装ともにグレードが設定されているケースが多々あります。
パッケージによって着用できる衣装や追加料金の発生条件が異なりますので、予約の前にしっかり確認しておく必要があります。
早めに予約を済ませる
ウェディング写真の撮影は、打ち合わせや衣装の試着・決定、小物の用意など事前に準備しなければならないこともあります。
新郎新婦のスケジュールだけでなくフォトグラファーやフォトスタジオの空き状況も確認する必要があるため、余裕を持って予約を済ませることがおすすめです。
また、婚約指輪や結婚指輪を付けてウェディングフォトを撮りたい場合は、撮影までに確実に用意できるよう早めに注文しておく必要があります。
コンディションも整えておく
撮影当日に睡眠不足や疲れが見えている状態では、せっかくの写真が台無しになってしまいます。
健康的で、完璧な状態で当日を迎えられるよう、撮影の数日前から体調管理を徹底して、気になるところはエステを受けるなど、できるだけ綺麗になるようにしましょう。
そして規則正しい生活でコンディションを整えて、当日を迎えられるようにしましょう。
小物を使っておしゃれに
小物を使うことで、写真の雰囲気がおしゃれになるだけでなく、お世話になった
方へのメッセージを伝えることや、2人の個性を表現できるなど色々な使い方ができます。
バルーンやサングラス、ガーランドなど様々な種類がありますので、ポーズと合わせて活用してみてください。
ウェディング用写真で人気の撮影場所
ウェディング用写真はスタジオ撮影もおすすめですが、屋外の美しい風景で撮る写真もまた素晴らしい1枚になります。
屋外で撮影する際に人気の撮影場所を紹介します。
東京駅前
赤レンガ造りのクラシックな雰囲気を残しつつ、皇居へ繋がる通路が広く整然としていることで人気となっています。
大さん橋(神奈川県)
横浜みなとみらいの美しい街並みを背景に綺麗な写真が残せることで、人気のスポットとなっています。
七里が浜(神奈川県)
海岸の砂浜などの撮影も人気です。特に江の島を向こうに見る七里が浜は、人気の撮影スポットとなっています。
八坂の塔
京都の八坂は、石畳や古民家の風情、そして坂があることでドラマチックな写真を撮影することが出来るため人気となっています。
昼間だけではなく、夕暮れ時や塔がライトアップされる夜の撮影もおすすめです。
ここまで、紹介したのはほんの一例で、日本全国にはまだまだウェディング用の写真撮影におすすめできる風景がたくさんあります。
ポーズや構図だけでなく、風景や背景にもこだわることで、より思い出に残る写真撮影をすることができます。
新婚旅行も兼ねて、検討してみるのも良いかもしれませんね。
小物を使っておしゃれに
小物を使うことで、写真の雰囲気がおしゃれになるだけでなく、お世話になった
方へのメッセージを伝えることや、2人の個性を表現できるなど色々な使い方ができます。
バルーンやサングラス、ガーランドなど様々な種類がありますので、ポーズと合わせて活用してみてください。
衣装は和装か、洋装か
この衣装を和装にするか、洋装にするかというところは、新郎新婦にとって、かなり悩む所だと思います。
和装のメリットとしては、体のラインが気にならないことや、日本庭園や神社、スタジオ撮影で映えるということです。
洋装のメリットは酒類が豊富で、動きやすい衣装が多いこと、料金が安くなることがあるということです。
それぞれの衣装に特徴があり、写真の雰囲気も大きく変わってきます。
プランによっては、両方の衣装を着ることもできますので、皆さんのこだわりに合わせて選択してみてください。
ウェディング用写真撮影の注意点
最後にウェディング用写真撮影の注意点を紹介します。
予約時期によっては費用が高い
ウェディング用の写真を前撮りする場合、時期や予約のタイミングによってかかる費用が違ってきますので、事前にある程度リサーチしておきましょう。
特に土日祝日は混み合うことも多く、追加料金が発生するスタジオや式場も多いため、あらかじめ確認しておき、スケジュールを組むようにしましょう。
梅雨時期から9月くらいまでは、割引プランや撮影料金が安くなりがちです。
屋外での撮影には少し厳しいコンディションではありますが、スタジオや結婚式場であれば屋内ですので、影響はほとんどありません。
撮影料金を安く抑えたい場合にはこのような時期に予約してみてください。
レンタル衣装の場合小物が含まれているかどうか
ウェディング衣装をレンタルして写真撮影した場合、小物類がどこまでそのプランに含まれているのかによって、思うような写真が撮れなかったということもあります。
靴やバッグは含まれていても、髪飾りやネックレスなどのアクセサリーは別途用意する必要があるなど、プランによって中身が異なる可能性がありますので、レンタル予約する際に必ず確認しておきましょう。
移動用の靴が必要
和装にしても、洋装にしても着慣れない衣装で動きまわることは屋内でも屋外でも意外と大変で、転倒してしまうことで、衣装が台無しになってしまうことがあります。
履きなれた靴や、簡単に脱ぎ履きができる靴を用意しておくことをおすすめします。
新婦の場合、足元が隠れる丈のウェディング衣装で動きまわることになります。履きなれた靴を履いていても転倒してしまうこともありますので、新郎が転ばないようにエスコートしてあげても良いでしょう。
仕上がりが残念なことになることも
写真の仕上がりも撮影スタジオによってかなり差があります。
中でも写真データの解像度とレタッチ技術は、写真の仕上がりに直結するため、出来上がった写真のサンプルをチェックするようにしましょう。
ほくろやシミが残ったままではちょっと残念な写真になってしまいます。
レタッチがどの程度可能で、追加料金やプラン内容も考慮しながら、最高の写真を追求していきましょう。
要望していた写真とずれることがある
事前に打ち合わせをして、どのようなポーズや構図で写真撮影したいのか伝えていても、やや要望とずれる写真になることもあります。
ウェディング用の撮影が進んでいくと同時に、撮影データを頻繁に確認することも大事です。
頻繁に確認することで、どのようなショットが欲しいのか、やり直しが必要なのか都度見直しをしてより完成度の高い写真を仕上げられるようになります。
最後に
風景や、構図、衣装、ポーズなど無限に世界が広がるのがウェディング写真の魅力です。
無限の選択肢があるからこそ、打ち合わせは妥協せず、思い出に残るウェディング写真を撮れるようにしましょう。